テレビで取り上げられた低体温改善法
ためしてガッテン
冷え性や低体温が原因で身体の不調を訴える方が増えているという昨今、
テレビでも、“低体温”は度々題材にされています。
例えば、NHKの人気テレビ番組「ためしてガッテン」では、
低体温のメカニズムやリスクを徹底解析!
突然死と低体温の関連性や、
冷え性と低体温の違いについても触れられていました。
低体温の改善法についても紹介されており、例えば
血管収縮の命令を出す“交感神経”の機能低下が原因で起こる低体温については、
“若年・中年向け”と“高齢者向け”に分けて改善法を紹介しています。
若年・中年向け
1日20分ほどの運動を心がけ、筋力をアップさせましょう。
また、ちょっと荒療治ではありますが、
“薄着”に慣れることで自律神経のバランスを整えることが可能です。
高齢者向け
「低体温の改善には運動が効果的」とはいえ、
お歳を召した方がいきなりハードな運動をするのは危険です。
高齢者の場合は、「自分で熱を作りだす」ことに主眼を置いたものではなく、
過度に放熱している血管を温めることを中心とした改善法になります。
おもいっきりテレビ
別番組に変わってしまった今となっては懐かしい、「おもいっきりテレビ」。
みのさんがもっともらしい顔で解説すると、
ついつい「効果あるかも!」って信じてしまうんですよね(笑)。
このテレビ番組でも、低体温が取り上げられたことがあります。
おもいっきりテレビで紹介されたのは、「3日で体温を上げる食事」。
具体的には、以下のような食事法です。
【朝】
・紅茶と味噌汁だけ。
※紅茶:おろし生姜と葛粉、黒砂糖を入れる
味噌汁:具は、身体を温める作用のある根菜類が理想的。
【昼】
・冷えたオニギリ2個
【夜】
・好きなものを自由に食べる。
※献立の中に塩(漬物)と酢(酢の物)は必須!
これを3日間続けると、低体温を改善できるのだとか。
あまりバランスの取れた食事とはいえない気もしますが、
低体温でお悩みの方は試してみる価値はあるのではないでしょうか。
「テレビで言われたことを鵜呑みにしたって効果はない」
とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが、
テレビで放送するためにはそれなりの審査が必要。
いい加減な内容の番組は、局の信用問題に関わります。
専門家の意見や指導なども取り入れた上で作成した番組ですので、
まんざら嘘ばかりではないんですよ(笑)
テレビの力は、意外と侮れないものです。
世界一受けたい授業
日本テレビ系の人気番組、「世界一受けたい授業」でも
低体温について紹介されていました。
このテレビ番組によれば、低体温を改善するには汗をかくのが良いのだとか。
汗は、人間の体温調節の基本。
自律神経のバランスが乱れて温度調節をうまく行えなくなってしまうと、
汗をかけなくなってしまいます。
これでは身体の新陳代謝は低下するばかりで悪循環。
毒素をどんどん身体にため込んでしまいます。
そこでオススメされていたのが、半身浴。
少し熱めのお湯に手と足だけ浸けて暖めて、その後、
少し冷ましたお湯で全身を温める…という流れです。
じんわりと汗をかくまで湯船に浸かっていると、
少なくとも体温は1℃程度は上昇します。
一時的な体温上昇に過ぎないと思われるかもしれませんが、
継続して行うことによって恒常的に体温を上げることが可能!
体温を上げて低体温を克服できれば、自ずと血行も良くなって
細胞への栄養供給や酸素輸送もスムーズに行えるようになります。
低体温で不調を感じている方は、
1日1度は湯船に浸かって体温を上昇させましょう!